人体とどら焼き
博物館に行ってきました。
今回はこちら!
上野恩賜公園内、国立科学博物館で行われている展覧会で、人体の構造と機能に関する展示です。
来場者は若い人が多く、医療系の学生らしい会話が多く聞かれました。
内容としては、
人体の機能を、明示的に進化と機構の両面から説明している点がかなり評価できます。
また歴史的に、人体の機能構造が誰にどう解明されてきたのかが詳しく展示してありました。
実物の臓器の標本なども各部位ごとに見ることができます。これは他の展示物とは明確にゾーニングされていて、それらには不適切な年齢の方や気分が悪くなってしまう方への配慮も強く感じました。
対象としては高校生から大学2年生あたりを意識してるのかな、と思いました。
私的には関連するデータや研究などの情報が多くほしかったです。展示のボリュームは多かったですが、教科書的で、家に帰ってからググってみようっていうトピックが少なかった感じですね。
余談。私は10年位前に「人体の不思議展」というのを見たことがあるのですが、あれはなかなか衝撃でした。
文章でも気分が悪くなる方がいるかもしれないので、やんわり書きますが、実際の人物標本がこれでもかと並べられていて、展示の方法が冒涜的だとすら思った記憶があります。
実際に世間での評価も賛否両論なようです。個人的には、献体の扱いはデリケートな問題なので、賛否両論じゃあかんやろと思いますね。死生観や風習、宗教観は様々ですから。
予定して行ったのか偶然入ったのか忘れましたが、そんなところにデートでいったんですよ!w
とにかく、その人体の不思議展と比べると、今回の展示は非常に優等生なので、だいぶ安心して見られますよ、という話。
そのあと、公園内のおとなりさん、国立西洋美術館に行きました。
ル・コルビュジェが設計したことで有名ですね。久しぶりに来ました。
写真のロダンの「地獄の門」の他、数点のブロンズ像が庭園に設置してあります。
地獄の門の上部には有名な「考える人」さんもいらっしゃいますね。
今回見た展示はこれ!
スペイン関係の絵画が多く展示されています。
内容は宗教画と貴族関係が多かったですね。
職業としての画家が、依頼された仕事の中にどのようにオリジナリティや遊び心を発揮していたのかが良くわかったのが収穫でした。絵画の中のユーモアは後の世の風刺画なんかにも通じる部分があるなあ、などと思いました。
上野は美術館や博物館が密集しているのでハシゴしやすいですが、時間の関係で一度に全部は見れないジレンマもありますね。
浅草橋、蔵前あたりにもちょくちょく行くので、またしばらくしたらあの辺行きますかねー。
そして時は遡ってお昼。
私は浅草におりました。
ででん!陽気な観光客さんが目立つので下部はカットw
まあ浅草に来ること自体は別に珍しくもないのですが、一応撮っておくかみたいな。
んで、お昼ご飯に人生初のどぜうを食べました。
鍋のネギの下にどぜうさんがたくさんいらっしゃいます。
どぜうは下準備がされていて頭も骨も丸ごとです。メニューには骨抜きもありました。
肝心の味なんですがー、んー…微妙。
滋味があって、うまみもあるんですが、食感がいまいちでした。もっとつるっともちっとしているかな、とか骨ももっと食べやすいかなと想像していました。
ま、これも経験。
そして今回のお土産コーナー。
タイトルにもあるどら焼きを買いに行きました。
訪れましたのは浅草の亀十さん。
店の外観撮り忘れましたが、多少並んでおりました。
どら焼きが有名らしい和菓子屋さん。並んでる間に薄焼きかりんとうをいただいたのですが、これもおいしかったです。
持って帰って半分に切ったものがこちら。
食べてみた感想ですが、
まず生地がふわふわでおいしい!ですね。
生地がきめ細かくしっとりしているので食感がよく口の中が乾かない。
そして生地の甘味とあんこの甘味がバランスよく、あんも豆っぽさが少ないです。まさに和のスイーツって感じです。
大きさは直径が市販のどら焼きの1.5倍くらいと大きめ。価格は1個360円です。
どら焼きとてもおいしかったので、そのうちリピートしたいですが、
あの辺には他にも和菓子屋さん多いので悩みますねー。
内容がぎゅうぎゅうになっちゃいましたが、今回はこの辺で。
ではまた!